ティノシーズ 児童発達支援・放課後等デイサービス支援プログラム

令和7年1月31

ティノシーズの理念

 わたくしたちティノシーズは、重い障害をもつ子どもたち、医療的ケアを必要とする子どもたちが楽しく過ごせ、またご家族が安心してこどもたちを送り出せるような、そうした場所になることを目指します。

支援方針

  • こどもの意思を尊重し、こどもの利益を最優先する。
  • 保護者に寄り添って最適な支援を行う。
  • 楽しく過ごしながら学びに通じるような、遊びや友達との触れ合いの場を提供する。

営業時間

9:00~16:00

送迎

有り

支援内容

本人支援

健康・生活

  • 安定した生活リズムや生活習慣を獲得できるよう、障がいの特性や発達段階に応じた目標を設定する。
  • 利用開始時に必ず健康状態の確認を行う。また支援時間中は常時看護師を配置して必要な医療的ケアや見守りを行う。
  • 理学療法士や作業療法士などが、こどもの障害特性に応じたリハビリテーションを行う。
運動・感覚

  • こども毎の運動機能評価を行って、姿勢の保持や動作を補助する器具等を活用した支援を行う。
  • 散歩を兼ねて近隣の公園へ出かけ、遊具を使った遊びでからだの動かし方を学ぶ。
  • 音や光、感触などで遊ぶ感覚おもちゃで、五感を刺激する。
  • 触る・握るといった感覚に慣れさせるため、粘土遊びのほか屋内でできる砂場遊びを取り入れる。
認知・行動

  • 七夕やお月見、お正月などの行事に合わせた制作活動で、四季の移り変わりを感じさせるほか、日本の伝統行事を体験してもらう。
  • からくり時計を設置するなどして、食事のタイミングや帰宅時間など、時間の経過を感じ取れるような室内環境を整える。
  • 材料に明確な色や形、大小の変化をつけた制作活動で物に対する認知能力を養う。
言語・コミュニケーション

  • ひとりひとりの発達段階に合わせて、ことば・身振り・指差し等のコミュニケーション手段を適切に選択して支援を行う。
  • また、必要に応じてサインボードや音声機器等を活用する。
  • こども同士で遊ばせるなどして、自発的にコミュニケーションがはかれるような取り組みをする。
人間関係・社会性

  • ひとりひとりに複数のスタッフが関わることで、家族以外の大人との信頼関係醸成の機会を増やす。
  • こども同士の遊びから、協力や譲り合いなど他者へ配慮することの大切さを学ばせる。
  • 公園等への散歩の際、出会う人たちにスタッフ自らが積極的な声掛けをすることで、ひとと触れ合うことの価値を感じさせる。
  • 児童発達支援と放課後等デイサービスを同時に行う多機能事業所の特徴を生かして幅広い年齢層の交流を実現し、ひとを思いやる心を育む。

家族支援

  • 活動の様子を動画や写真を活用して保護者に逐次報告するなど、こどもの成長を保護者と共に喜べるような工夫をする。
  • 医療的なケアの充実で、家族の負担を軽減する。
  • 利用児のきょうだいが楽しめるような定期的なイベント開催などで、きょうだいに対するケアを充実させる。

移行支援

  • 移行先選定について保護者に助言するほか、移行先と発達段階等の情報共有をするなど、円滑な移行実現のための支援を行う。

地域支援・地域連携

  • 市や都、関係機関との連携強化やネットワークへの参加を通じて、地域全体の子育て環境整備や支援体制強化に貢献する。

職員の質の向上

  • 嘱託医による医療的ケアに関する研修を随時開催するほか、資格取得を奨励して、より高度な支援を行える人材育成に取り組む。

主な行事等

  • 年に一度の避難訓練、災害発生を想定した保護者との情報伝達訓練
  • お誕生会、ハロウィン仮装、クリスマス、プール遊び